10/04-2011 : パリ全店にてPâquesショコラ始めました
今年もショコラの卵がフランス中に溢れかえるPâques(パック)の時期がやってきました。いわゆる復活祭(イースター)で、春分後の最初の満月のあとの日曜日と決められ、2011年は昨年より20日も遅い4月24日がその日にあたります。パティスリーやショコラティエが、我こそはとまるで競い合うかのようにショコラで作った卵や鶏、魚、ウサギなどでお店を飾るのはもちろん、スーパーでさえも大小さまざまなショコラの商品を並べる国民的な行事のひとつ。
AOKIではベーシックな卵型に加え、ちょっとリアルなかわいらしさを追求した鶏と魚をラインアップ。選べるショコラオレとAOKIならではの抹茶ショコラを用意し、ゴマでアクセントを加えているのがポイントです。サイズもいくつか取り揃えております。素敵なパッケージを施して、パリの各店舗で販売中。フランスの伝統的な文化と日本の食材の絶妙なバランスをぜひ体験してください。
09/04-2011 : 募金の途中経過報告
先月23日よりパリのラファイエット店を除く各店舗で始めさせていただいた東北地方太平洋沖地震への募金。毎日本当に多くの方々から応援の声をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。先日、募金開始から2週間を迎えたところで一旦集計をしましたので、途中経過を報告させていただきます。
□募金合計(4月6日時点):1030.11ユーロ
内訳:セギュール店 639.6ユーロ
ヴォジラール店 208.15ユーロ
ポールロワイヤル店 182.26ユーロ
なおこの寄付金は、提携機関「Fondation de France」に途中集計分としてすでに送金手続きを進めております。ハイチの地震災害や東南アジアの津波災害などで援助実績があり「Comité de la charte」という第三者認定機関にて保証された機関です。同基金ホームページからはオンライン募金も可能ですので、興味がある人はぜひ訪れてみて下さい。
□Fondation de Franceホームページ(http://www.fondationdefrance.org)
□募金合計(4月6日時点):1030.11ユーロ
内訳:セギュール店 639.6ユーロ
ヴォジラール店 208.15ユーロ
ポールロワイヤル店 182.26ユーロ
なおこの寄付金は、提携機関「Fondation de France」に途中集計分としてすでに送金手続きを進めております。ハイチの地震災害や東南アジアの津波災害などで援助実績があり「Comité de la charte」という第三者認定機関にて保証された機関です。同基金ホームページからはオンライン募金も可能ですので、興味がある人はぜひ訪れてみて下さい。
□Fondation de Franceホームページ(http://www.fondationdefrance.org)
09/04-2011 : 青木がいちばん好きなおやつ……
フランスの一大行事パックに向け、今日もパリのラボは大忙し。そんななか、青木がこっそりと作っていたのがこのフラン。シンプルながら、軽い甘さに仕上げられたカスタードとタルトのサクサク感がベストマッチ。じつは青木がいちばん好きなおやつなのだとか。パティシエたちみんなにひと切れずつ配られ、おいしくいただかせていただきました。疲れた体に効くおやつ。これでパックのショコラもさらに美味しく仕上がります?!
05/04-2011 : 日曜日のセギュール店、午前中営業を試行
かねてよりご要望の多かったセギュール店の日曜営業を、期間&時間を限定して開始致しました。とりあえずは4月いっぱいの試行期間として10時から13時までの時間帯で営業し、場合によっては正規営業日とする予定です。昼食を除く、サロン・ド・テもご利用可能。日曜日の開放的な空気のなか、ヴィエノワーズリーやガトーとともにコーヒーやお茶を楽しんでいただければと思います。この機会にぜひご利用ください。
□試行日&営業時間
4月3、10、17日(4月中の24日を除く日曜日)
10時〜13時まで
04/04-2011 : 震災チャリティーバザーに参加
4月3日、オペラ・ガルニエ近くのAAA言語学院にて東北地方太平洋沖地震のためのチャリティーバザーが開催されました。震災チャリティーバザーin Paris実行委員会&在仏日本人会主催、在仏日本国大使館後援、AAA言語学院協賛で行われたこのバザー、多くのショップの協力のもと販売した商品の金額をすべて日本赤十字に寄付するというもので、AOKIもマカロンやショコラなどのほか、40人分の大きさがある特別ガトーを製作して参加させていただきました。
当日は小雨が降る肌寒い日にもかかわらず予想を大幅に上回るひとたちが来場し、会場がある建物を含むブロックをぐるりと取り巻くほど。ついには入場制限をして2〜3時間待ちということになってしまいましたが、会場スタッフの機転により列に並んでいただいている人たちにも路上で販売を行いました。列には日本の方だけでなくフランスの人たちが8割以上も。日本を思いやる気持ち、遠くパリから少しでも震災のために役に立ちたいという国をまたいだ強い思いを感じることが出来ました。
ちなみにAOKIのマカロンやショコロンなどはあっという間に完売。特別ガトーは通常価格の半値近いものでしたが、クレジットカードが使えなかったということもあり、バザー終了1時間前に値下げしても売れず焦ってしまいました。しかし、なんと「これでみんなで食べてくれ」とお金だけを置いて立ち去ってしまった日本男性が登場。会場にワッと拍手が起こり、辺り一帯をいっぱいの笑顔と温かな気持ちが包みました。
最後に、会場にいらっしゃた方々にもう一度この場でしっかりとお礼をさせていただきます。ありがとうございました。
29/03-2011 : ショコラ愛好家クラブ30周年記念パーティー
フランスのショコラ愛好家クラブ、Club des Croqueurs de Chocolat(CCC)がクラブ結成30周年を迎え、そのパーティーがパリの西ブローニュの森にある3つ星レストラン「ル・プレ・カトラン(Le Pré Catelan)」にて開催されました。多くの著名人が名を連ねるこのクラブは、1〜5段階のタブレット枚数で優秀なショコティエ・ベスト100を紹介する「Les 100 meilleurs chocolatiers de France」を毎年発表していることで知られるフランス・ショコラ業界でもっとも力を持つといわれる有名クラブ。AOKIも2009年に日本人として初、そして2010年も2番目の好評価となる4枚タブレットに選ばれています。
今回のパーティーでは青木ほか多くのショコラティエが招待され、30周年に合わせて各シェフが持ち寄った30種類のショコラ試食会も実施されました。青木はこのパーティーのために近々発表予定の新作タルトショコラをベースに、特別なガトーを製作。クラブのショコラ通たちはもちろん、多くの有名シェフたちに試食してもらいました。甘いショコラの香りに包まれた会場では、そこかしこで幸せの嘆息があがり、ショコラ談義の楽しげな声と混じってはまた消えてゆきます。ル・ノートル製作のピエスモンテに花火が灯されるとパーティーはさらに盛り上がりをみせ、多くの笑顔とともにゆっくりと夜は更けてゆくのでした。
22/03-2011 : 東北地方太平洋沖地震について募金を始めました
突然に起こった東北地方太平洋沖地震。ちょうどホワイトデーイベント開催中ということもあり、日本のスタッフはもちろんのこと、パリからも青木を含め幾人かのスタッフが日本に滞在していました。前触れもなく襲ってきた大きな揺れに飛散する商品、動揺する多くのひとたち、その状況がいまもなお忘れられない、そしていつまた来るとも分からない余震への恐怖、震災の中心地近く仙台のイベント会場にパリから出張していたスタッフは言います。
AOKIでは店舗に来られるお客様たちから募金をしたいという多くの声をいただき、実際に青木も体験したこの地震、ぜひともフランスからでも日本の力になれないかと思い今回の募金を決定いたしました。ただ、フランスで会社が災害援助金を募るには法的な手続きが必要で、そこにかなりの時間がかかってしまいました。信頼のおける機関のセレクトや交渉、手続き、当社事務スタッフのおかげにてようやく募金をスタートするに至りました。
募金はラファイエット店を除いた、ヴォジラール店、ポールロワイヤル店、セギュール店の3店舗にて本日より実施。提携機関は「Fondation de France」。ハイチの地震災害や東南アジアの津波災害などで援助実績があり「Comité de la charte」という第三者認定機関にて保証された機関です。同基金ホームページからはオンライン募金も可能ですので、興味がある人はぜひ訪れてみて下さい。
□Fondation de Franceホームページ(http://www.fondationdefrance.org)
フランスでは今回の震災が毎日ニュースで大きく取り上げられ、TVでも特別番組を多く放送しています。パリのスタッフたちはなにもできないまま、毎日いつもなにか力になれないかともどかしい思いをしておりました。今回の募金活動にて、すこしでも日本のひとたちのお役に立てればと思います。
東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆さま、ご家族、ならびにご関係者の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
なおAOKIでは震災後しばらくは日本との連絡もままなりませんでしたが、商品、機材の破損はあったものの、当社内での人的な被害がないことが確認されています。
03/03-2011 : ホワイトデー催事にも青木が登場
ヴァレンタインデーに引き続き、各百貨店にてホワイトデーイベントがスタートしました。今回も青木が催事場に参加し、みずから接客させていただきます。また、人気の東京焼きマカロンショコラの実演販売も実施。JR名古屋タカシマヤと伊勢丹新宿店の2カ所のみとなりますが、今現在イベントでのみ味わえるAOKIのスペシャルなだけに、ぜひこの機会をお見逃しなく。
□ホワイトデー催事の青木シェフ予定
3月 3〜 4日 名古屋高島屋
5〜14日 伊勢丹新宿店
□東京焼きマカロンショコラ実演販売予定
名古屋高島屋 3月 3〜14日
伊勢丹新宿店 3月10〜14日
※シェフの来店はスケジュールの関係上、変更になる場合もあります。
あらかじめご了承ください。
□ホワイトデー催事の青木シェフ予定
3月 3〜 4日 名古屋高島屋
5〜14日 伊勢丹新宿店
□東京焼きマカロンショコラ実演販売予定
名古屋高島屋 3月 3〜14日
伊勢丹新宿店 3月10〜14日
※シェフの来店はスケジュールの関係上、変更になる場合もあります。
あらかじめご了承ください。
03/03-2011 : 夢色パティシエール漫画賞受賞
フランスはブルターニュ産の最高級品種であるガリケット種のイチゴを贅沢にあしらったイチゴタルト。グロゼイユやフランボワーズ、マカロンにて飾り付けられ、まさに宝石のような仕上がりです。じつはこれ、青木が監修をさせていただいているアニメ版・夢色パティシエールの原作者、松本夏実先生が第56回小学館漫画賞を受賞した記念ガトーです。3月3日に行われた贈賞式にあわせ、ホワイトデーイベントのために日本へ到着した青木が、すぐに取りかかったこのタルト。エシレバターで作った生地&クレーム・オ・ブールと、酸味&甘さが絶妙にバランスしたイチゴの組み合わせはまさに夢のようで、舌のうえで素敵な味わいを奏でてくれます。食べた方は、きっと夢色の味を体験していただけたのではないでしょうか。松本夏実先生、おめでとうございます。
25/02-2011 : 青木の母校より研修旅行
青木の母校である町田調理師専門学校・フランス研修旅行生による見学会も、毎年恒例となってきました。今回は、姉妹校となる町田製菓専門学校も合わせ、100名を上まわる生徒たちを2日間に分けてAOKIのガトーを作っている現場(ラボ)へと招待し、バレンタイン巡業を終えてまだ熱の覚めやらない青木のハイテンションなトークからスタート。青木ならではの笑いを交えたお菓子作りや料理業界の話に生徒たちは大盛り上がり、気づけば予定されていた3時間というひとときもアッという間に過ぎてしまっていました。
なお今回は、特別にラボ内にお菓子の販売所も設置して、出来立てのショコラやガトーセックなどをパリの店舗よりもさらにお得な価格で販売。そして、希望者には青木がその場でサインをするという特典も付けさせていただいたのですが、ちょっと驚くほどに購入していただきました。この場をお借りして、お礼を言わせていただきます。ありがとうございました。
最後は、写真撮影会にて終了。多くの後輩たちに囲まれて青木もとっても嬉しそう。後輩とのふれあいという貴重な機会を設け、青木を楽しませていただいている先生方にも感謝のしきりです。